「Seedは集まるけど、Series Aをやるの難しくなっているんじゃない?」
という話を最近よくSilicon Vallyでよく聞きますが、Bullpen CapitalのPaulが実際の自分たちのDealのデータを使って面白い説明をしています。
これは、彼らが「A+」「B*」とそれぞれ呼んでいるDeal Typeの数の四半期毎の変遷です。
原文に詳しく説明がありますが、簡単に言うと「A+」は、Seedの後、プロダクトはできていいチームはできたけど、まだユーザなどがついてきていなくてValuationをあげずにやる中継ぎ的なラウンド。「B*」は、順調な二度目のラウンドでだいたい前回のSeedラウンドの二倍くらいのバリュエーションでやるラウンド。
一年間の推移で見ると、明らかにA+の比率あがってきたよねというのがPaulのポイントです。
Seedの数は増えているけど、スムーズにB*に移行できているケースは少なくなっているのでは?ということですね。
ただ、Paulはこのデータを持って、明らかにSeries A Crunchが来ている、Startup投資やばい、と言っている訳でなく、2013年の夏くらいまでは大丈夫じゃない、という見方をしています。
いつの時代も波があるので、落ち込む時期は必ずくると思いますが、少し先の方がね。心の準備できますよね。