これは泣けました。
昨シーズンで引退した清原の自伝ですが、想像以上に赤裸々に書かれています。
鎌倉生まれの私はなぜか近所の横浜のファンではなくて、子供の頃は川崎にあったロッテのファンクラブに入っていました。袴田とか水上(誰も知らないと思いますが)のファンで、落合も村田兆治もいたころです。
典型的なアンチ巨人ですが、清原は小学生の頃からのスーパースターなので、ずっと応援をしていました。
KKコンビでいうと、桑田の方が好きなのですが、例のドラフトの件も含めて桑田の話はたくさん書いてあります。ググッとくる話連発ですが、ひとつ紹介すると、
「他の人に言葉で説明をするのが難しい。あの頃の複雑な気持ちを、本当にわかり合えるのは桑田だけだった。何も話さなくても、僕は桑田が何を考えているかわかったし、それは桑田も同じだったと思う。」
ファーストから見ていると、桑田が何を考えているかがわかるというんですよね。
「心のライバル」と清原は呼んでいます。
牽制はサインなし(!)でやっていたそうですが、いつ来るかは間違いなく分かったといいます。
週末のフジテレビの番組で、「何で引退会見で桑田の名前を呼ばなかったのか?」と聞かれて、「忘れただけです」と答えていたけど、本当なんだろうか?
清原ファン、プロ野球ファンは必読だと思います。
あと、巨人のことボロクソに言ってるのもかなり赤裸々です。