ご存知の方からするとやや旧聞かと思いますが、画像認識系のニュースで今年業界で話題になったもののひとつがカー・オブ・ザ・イヤーも獲得したトヨタの高級車ブランド「レクサス」への「顔画像認識の導入」です。
「くるま×顔認識」と聞いてぴんとこない方も多いと思うので、最初に具体的に説明をすると、下の絵の左の方にある速度計などがある辺りにドライバー側を向いたカメラが設置されていて、そのカメラがドライバーの顔を撮影し続けて、余所見ばかりしていると画像認識チップ(NEC製)がそれを検知して、警報ブザーや表示などでドライバーに注意を促したり、自動的にブレーキがかかったりするという代物。
私も前職でまったく同じようなプロジェクトを自動車メーカーとやっていたということもあって、このニュースが出たときに「もう実用化されるの?」「しかもレクサス!」とかなり驚きました。。
今回は、セキュリティ機能としての利用ですが、さらに家族の写真を事前に登録したりするような仕組みにすれば、「パパですね、今日もゴルフですか?」とか車が言って、シートの設定を自動で動かしたり、エアコンを好みの温度に設定したり、定番のプレイリストから音楽をかけたりなんてことも要素技術的にはすぐにでも実現できると思います。そこまで行くと、いわゆるナイトライダーの世界ですね。。
自動車のドライバーの周りのエリアは結構地価が高いといわれているのでなかなかカメラ自体がつかないんじゃいかと思っていたら、レクサスがいきなり付けたということで、今後急速にカメラ搭載は進むと思います。カローラにインテリジェントパーキングシステムがつく時代ですから、3年後くらいに軽自動車で「あなたはご主人様ではありませんね?」なんていう盗難防止機能が搭載されるかも?